以下は、2020年5月14日現在の情報です。

芸能系メディアの方々に、「芸能系オンライン記者発表会」についてのご意見を伺いました。

■某テレビ番組 芸能デスク様 

現時点では、オンライン記者発表会やリモート個別取材やオフィシャル映像の配布などのほうがリアルの会見よりは三密対策として有難いです。

<メリット>

・自粛期間は、オンライン記者発表会のほうが望ましいです。過去の映像を使う場合にも、「1月に収録しているものです。」などのテロップを入れるなど、三密には敏感になっています。

<デメリット>

・音と映像の問題に対してですが、オンライン記者発表会の場合は、多少悪くても許容しています。

・囲みが実施できない問題の代わりに10分~15分程度順番に個別の枠を設けてもらえれば有難いです。

■某テレビ番組 芸能デスク様 

オフィシャル映像の配布ほうが取り上げやすいです。オンライン記者発表会やリモート個別取材は音声や映像の品質に課題があります。

<メリット>

・ございません。

<デメリット>

・音と映像に課題があります。オフィシャル素材配布と個別のやりとりのほうが取り上げやすいです。

■某通信社 映像系 芸能デスク様 

オンライン記者発表会自体も現状少ない状況です。案内状を頂いたオンライン記者発表会は、ほとんど参加しています。ネタが少なく困っています。

<メリット>

・ございません。早く通常な状況に戻ることを願っています。某テレビ局の場合は、当面は記者会見に参加しないと決めているらしいですが、うちの場合は、例えば音声とカメラの2名だけに人数絞るなどの対策を講じていただければ、現時点でも出席したいと思っています。

<デメリット>

・音の問題です。音声の品質を確保してほしいです。

・画面表示の問題です。ズームの場合は、多くのメディアが参加すると画面に参加者が映ってしまうので映像としては使用できません。

・囲みが実施出来ない代わりに会見の後、10分~15分程度順番に個別の枠を設けて頂いています。

・独自の映像が撮れない問題。オフィシャル映像の投げ込みよりは、オンライン記者発表会+個別取材をさせて頂きたいです。

■某通信社 映像系 芸能デスク様  

オフィシャル映像の配布が一番有難いです。オンライン記者発表会は、在宅勤務によるリモート対応中により、自宅の通信環境が異なり、音声や映像が乱れるなどの品質における課題があります。また、当面は、リアルな会見は出席しない方針です。

<メリット>

・ございません。

<デメリット>

・リモート体制による通信環境の問題。音声や映像が乱れるなどの品質における課題があります。

■芸能系ネットニュース 担当者様

オンライン上であっても、あくまで誰がゲストなのか、囲みはあるのか、といったことの方が重要であるため、手法的にどちらが優れているかは、あまり考えていません。

ただし、現状では全く取材に行けておらず、そういった状況がこのまま続いてしまうのは困るので、オンライン記者発表会が主流な時代になれば、そのように対応していきたいです。

<メリット>

・企業側にとってもメディア側にとっても、スケジュール進行がしやすいのではないかと思います。

<デメリット>

・トークセッションや囲み取材で、リアルな声が聞こえないので、正直まだまだ不憫に感じます。

■芸能系ネットニュース 担当者様

 参加できる発表会の数も増え、時間を有効的に使うことが出来るので、ちゃんとした画像素材を頂けるようであれば、個人的にはオンラインの発表会でもありかと思います。ですが、メディア全体として考えると、音や映像も問題で、ENGさん達は懸念するのではないかと思います。

<メリット>

・受け付け後の待ち時間がなくなる、移動時間が少なくて済むなど、有効に活用できる時間が増えました。

・発表会終了後の2~3時間後に、発表会の様子をURLから再視聴できるようにしてくれた案件があり、有り難かったです。

<デメリット>

・フォトセッションなど設けられていないため、企業側から記者会見後に数時間経って画像素材が送られてきたのだが、タイムラグあり、記事にあげるのに時間がかかったことがありました。

・芸能人のプライベートな質問が拾えず、企業の主張が濃く反映されてしまうケースがありました。

<<総 括>>

各社、意見が違う部分がありますが、現状のベストとしては、オンライン記者発表会+テレビ各社個別取材+オフィシャル映像、写真といった感じだと思われます。

囲み取材ができない状況で、メディアの方々にとっては、出演者のプライベートな部分が拾えないという課題があります。

囲み取材を、オンラインのリアルタイムな代表取材にして、カバーするといった方法もあるかもしれません。または、思い切って、前向きな映像メディアを1社だけ現場に呼んで、出演者に近づかないで、代表者による取材をしてもらうというのもありかも知れません。