「囲み取材」は、密だよなぁ・・・。緊急事態宣言が解除されました。今後のリアルな芸能系PRイベントは、どのような新常態で開催されていくのでしょうか?
映像系のベテラン芸能デスクにご意見を伺いました。
Q.囲み取材は、どうしたらよろしいでしょうか?横に立たないスタイルで、客席側から距離をとって、代表質問的なスタイルでもいいですか?
A.あれは、ダメ。うちらとしては、横に立って、会話形式で、自分のマイクで質問できるからこそ、出演者の面白い答えが聞き出せると考えているんだよ。
例えば、出演者とリポーターの間にアクリルパネルを立てるといった感じでやるのがいいのでは? なるべくガンマイクは、距離を取ってね。各局1カメラ1台にしてもらってね。
といったお答えで、「代表取材」や「質疑応答形式」では無く、コロナ渦でも「囲み取材」を行いたいというご意見でした。
また明日、5月28日(木)にリアルな芸能系のPRイベントが予定されており、来週もいくつか案内状が届いているとのことでした。
芸能系PRイベントの新常態は、「マスク」「広い会場」「検温」「アルコール消毒」「換気」「同じ会社の場合は、カメラ1台」「ソーシャルディスタンス」を取って、「囲み取材は、アクリル板で仕切る」「可能ならオンラインも併用」「オフィシャル提供」という感じでしょうか。(2020年5月27日現在)

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執筆者:阿部 重郎(あべ しげお)
広報・PRアドバイザー
お客様をテレビ、新聞、ネットニュースなどのマスコミに無料で取材させる専門家
1972年生まれ。新潟県出身。
PR業界一筋27年。自身が関わった記者発表会は200回以上、執筆したニュースリリースは1,000本以上。
これまでの顧客は、本田技研工業、住友ゴム工業、明治、りそな銀行など500社を超える。
マスコミにお金を支払わずに、ニュースリリース1本で、広告費に置き換えると4億円に値する価値を生み出した経験もある。
新卒で当時業界3位のオズマピーアールに入社。3年後に、当時業界2位の共同ピーアールへ転職。大手PR会社2社で計12年経験を積む。
2007年、「もっと気軽に広報活動を~オモシロイ!をあふれさせよう」をミッションに広報・PRアドバイザーとして独立し、プレイブ株式会社を設立。代表取締役に就任した。